ポッコリお腹は、体の中から変えることができます。
そのためには、腸内環境を整えることが大切。
腸内環境を改善すると便秘も解消できて、ポッコリ出たお腹をスッキリさせることができます。
そこで今回は、腸内環境を改善する方法やメリットなどについてご紹介します。
よく聞く「善玉菌」って いったい何者?
「腸内環境を改善するためには善玉菌を増やせばいいんでしょう?」
「腸内環境を良くするには、やっぱりヨーグルト!」などなど、多くの方が、こんなことを考えるのではないでしょうか。
その通りです!
腸内環境改善の近道は、善玉菌を増やすことが何よりなんです。
そもそも、善玉菌とは何でしょう?
善玉菌とは腸内に住んでいる菌のうちで、健康維持に貢献してくれる「ありがた~い菌」のことです。
善玉菌は腸の動きを活発にしたり、体の免疫力を高めたり、悪玉菌の増殖を防いだりしてくれます。
また、コレステロールの吸収を抑えたり、ビタミンや酵素を作り出してくれるんです。
だから、善玉菌が増えれば健康&ダイエット効果を得ることができるというわけです。
善玉菌が活発に活動すれば、腸の蠕動運動も活発になって便も排出されやすくなります。
便秘解消だけでウエストが5cmも細くなる場合もあるんですよ。
食べ物で善玉菌を効果的に増やしましょう
それでは善玉菌の増やし方をご紹介しましょう。
善玉菌が増える食べ物といえば、ヨーグルトやオリゴ糖です。
ですが、もっと効果的に善玉菌を増やす食べ物があります。
それは漬物です。
ただ、漬物なら何でも良いわけではありません。
腸内環境を改善する漬物は、ぬか漬け、キムチ、ザワークラウト(ドイツ生まれの酸っぱいキャベツの漬物)などです。
これらの漬物には植物性乳酸菌が豊富に含まれています。
植物性乳酸菌の最大の特徴は、生きたまま腸まで到達することです。
生きたまま腸に届くので、直接悪玉菌を退治することができます。
ですから、植物性乳酸菌が豊富に含まれている漬物を毎日少しずつ食べれば、善玉菌優勢の腸を維持することができるのです。
ただし、食べ過ぎは禁物です!
大事なことは毎日少しずつ食べ続けることです。
幸せホルモンだって活発に! 腸の健康=体の健康
人間の免疫細胞の70%は、腸にあるといわれます。
特に小腸の表面にある絨毛には、病原菌などの外敵を察知するセンサーがあって、免疫システムに攻撃命令を出してくれます。
体へのウィルスなどの進入を防ぐためには、小腸の健康がとても大切なんです。
また、幸せを感じるホルモンといわれるセロトニンも腸で作られています。
セロトニンが不足すると、うつになりやすいともいわれています。
このように腸は、私たちの健康に直結している、とても重要な臓器なんです。
健康維持のためにも、ぽっこりお腹解消のためにも、先ずは腸内環境を改善してみましょう。