にきび跡がクレーターになってしまったら、すごくショックですよね。
ニキビは、初期の対策がとても大事なんですが、もしクレーターになってしまっても、落ち着いて対策をとりましょう。
そのためには先ず、にきびがクレーターになってしまう原因を知って、正しく対応することが大切です。
そこで今回は、にきびクレーターを治す方法や隠し方などについてご紹介します。
にきびがクレーターになってしまう原因
にきびクレーターは、にきびの炎症が、皮膚の深いところにまでダメージを与えた場合に起こります。
通常にきびは、プツンと白い盛り上がりができたり(白にきび)、毛穴が黒っぽく見える(黒にきび)といった初期段階から始まり、そこに炎症が起きて赤みを帯び(赤にきび)、そして黄色い膿をもつ(黄にきび)ようになります。
ここから更に皮膚の深いところに炎症が進むと、シコリや膿み袋ができてしまいます。これがにきびの最終段階です。
このシコリや膿み袋がクレーターの原因なんです。
にきびが最終段階まで進んでしまうと、治った後、クレーター(にきび跡)になってしまう可能性が大きくなります。
一般的に脂性肌(オイリースキン)の人は、にきびになりやすく、これは遺伝的な要因も大きいといわれています。
また、ストレスや生活習慣なども、ニキビの重症化に影響しているようです。
ただ、にきびが悪化しても、必ずクレーターになるわけではありません。
個人差があって、クレーターにならずに自然治癒する場合もあるようです。
いずれにしても、にきびは、早期治療が肝心なんです。
にきびクレーターは治せる?
にきびクレーターを治すには、お金と時間がかかりそうです。
病院での保険適用にならない治療になります。
化学薬品を使って皮膚の表面をはがしてタンオーバー(皮膚の新陳代謝)を促すケミカルピーリングやレーザー治療が行なわれます。
軽度の浅いにきびクレーターであれば、市販のピーリング剤やにきび跡に有効な基礎化粧品を使うと、キレイに治ることもあるようです。
にきび跡が気になる! 有効な化粧品は
にきび跡には、化粧水やピーリング剤がおすすめです。
ネット通販では、お得な初回限定のキャンペーンを行なっていることが多いので、試しにいくつかの商品を購入してみるのも良いでしょう。
注意点としては、添加物の入っている物は使わないこと。
化粧水のおすすめは、ビタミンCやビタミンC誘導体が多く配合されているものです。
これらの成分が、肌のターンオーバー(新陳代謝)を促進させて、初期の色素沈着やにきび跡をケアしてくれます。
ピーリング剤は、刺激の強い(こすり落とす)ゴマージュ系のピーリング剤は避けましょう。
AHA(フルーツ酸)タイプが洗い流す方式なので、低刺激でおすすめです。
また、にきび肌は保水機能が低下しているので、それを補うアミノ酸やヒアルロン酸などを配合した化粧水や乳液で保湿してあげることも大切です。
にきびクレーターは これで隠す!
にきびクレーターがなかなか治らない場合は、クレーターを隠すのに有効なベースメイクを学びましょう。
ファンデーションの厚塗りでなはく、コンシーラーを上手に使うことをおすすめします。
コンシーラーには、パレットタイプとスティックタイプがありますが、初めはスティックタイプのコンシーラーが良いでしょう。
スティックタイプは、直感的に使うことができて、厚塗りになりにくいので、どなたでも簡単に使うことができます。
パレットタイプのものは、上手く使いこなせるまで少し時間がかかりますが、いくつかの色を合わせることで、自然な色合いを作り出すことができます。慣れてくると、にきびクレーターをキレイに隠せるでしょう。
ま と め
にきびは、早期にホームケア。
クレーターになってしまって、自力で治せそうになければ病院へ。
なかなか治りそうもないクレーターなら、お化粧でカバー。
いずれにしても、にきび跡を作らないように早期ケアを徹底しましょう。
普段から「きちんと洗顔、偏食をしない、疲労やストレスを溜めない、十分な睡眠をとる」を心がけて下さい。