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【東洋医学の専門家に聞いた】肌荒れ改善には便秘解消がポイント!

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「体内時計」という言葉をよく聞きますが、東洋医学でも人間の全ての生体リズムは、時間で調節されていることを教えられるそうです。
海外旅行に出かけると、時差ぼけで、ボーッとしちゃうことってありますよね。
時差ぼけ(時差症候群)の自覚症状で一番多いのが、やはり睡眠障害、二番目が胃腸障害とのこと。

東洋医学では、胃腸の活動ピークは朝6時から9時までの3時間だとされています。
この時間帯の過ごし方次第で、便秘になってしまうか否かが決まるそうです。
便秘は、体のめぐりを悪くするため、肌荒れなど、さまざまな弊害をもたらします。

そこで今回は、肌荒れと便秘の関係などについて専門家に伺いました。

 

常習性便秘症を解消するには 排便の習慣づけとお腹マッサージがおすすめ

東洋医学では、朝の6時から9時までを「朝の儀式の時」といいます。
「朝食を摂ること」 と 「排便をすること」が、その大事な儀式です。

朝の7時前後は、一日で一番あわただしい時間ですが、便意を我慢していると、便意が消えて「排便」の儀式を忘れてしまいます。これが便秘症の始まりだそうです。

これを防ぐには

◆習慣づけが大切
①朝食は必ず摂りましょう
朝食を摂らないと、「摂取」と「排泄」の生体リズムが崩れます。

②毎朝、決まった時間がきたら、便意があっても無くてもトイレに行きましょう
これを続けていると、自分の都合のいい時間に「排便」ができるようになります。

◆腹部をケアして便秘を治す「按腹法」をお試しください。
夜、寝る時、ふとんの上に仰向けに寝てください。

両手を重ねてお腹に乗せ、大きくおヘソのまわりを静かに「」の字を書くようにして、時計回りに5分くらい、軽く押しながらマッサージしてください。(みぞおちは強く押さない)

 

 

便秘解消には食べ物も大切! 腸内環境を整えるおすすめの食品とは

便秘解消には、当然、腸内環境を整えることも大切です。
おすすめの食品は、食物繊維が多い食品体を温める食品です。

◆食物繊維が多い食品
豆類(大豆・小豆・エンドウなど)  ※サヤは体を冷してしまいます

◆体を温める食品 
海藻類
根菜類  ごぼう、大根、ニンジンなど  
芋 類  さつま芋・里芋・山芋・じゃが芋など
ねぎ、ニラ類の根(白い部分
干したもの(天日干ししたものが良い) 乾燥野菜・干し魚・干し肉・きのこ
発酵食品 みそ・しょう油・納豆・酢・糠漬け・チーズ・ヨーグルトなど  ※酒類は体を冷してしまいます
加熱処理したもの(燻製したものも入る) 菜っ葉類・緑茶・麦茶・ごま・その他(煮る・ゆでる・蒸す・炒める・炒る・揚げるなどしたもの)
塩を加えたもの 塩漬け・味噌漬けにした野菜・魚・肉など
重石で圧力を加えたもの 漬物
漂白、精製してないもの 玄米・玄麦・あわ・ひえ・天塩・粗糖など

以上ご紹介した中で、加工食品(みそ・しょう油・漬物・チーズ・ヨーグルトなど)は、添加物(防腐剤・着色料・甘味料など)が入っていると、その分、体を温める力がありません
できるだけ無添加のものを食べましょう

 

肌ケアは 便秘解消も忘れずに!

便秘が解消されて腸内環境が良くなると、全身の細胞の新陳代謝が促進されて、シミ・肌荒れ・ニキビなどの肌トラブルも解消されるようになります。
便秘がちの方は、便秘を治すことが肌トラブルの根本的な対策です
シミ・肌荒れ・ニキビの直接的な手入れも大切ですが、それは対症療法であって、根本的な対策にはなりません。
肌ケアと併せて便秘解消にも努めましょう。

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