ダブル洗顔って、ホントのところどうなんでしょうか?
「ダブル洗顔は、洗いすぎで肌にダメージを与えます!」とか
「これ一本でダブル洗顔の必要ありません!」などの洗顔料を見かけることありますよね。
そんなダブル洗顔について、必要なのか不要なのか、今回は徹底的に調べてみました。
そもそもダブル洗顔とは
クレンジングでメイクを落とす。これで洗顔1回。
そして、洗顔料で皮脂汚れや古い角質を落とす。これで洗顔2回目。
これがダブル洗顔です。
「えっ?長年この方法でお手入れしてきたけど、肌に良くないの!?」って、感じですよね。
私も10年くらいこの方法で、洗顔してきました。
2回洗うよりも、1回で洗顔を済ませた方が、肌に負担が少ないのは確かですが、人によっては1回の洗顔では落としきれない「汚れ」もありますよね。
ダブル洗顔が必要な方とは
「バッチリメイク!」
特にベースメークをしっかりしている方は、ダブル洗顔が必要です。
SPFの高い日焼け止めや、ウォータープルーフのファンデーションを使ったベースメークをしている方は、まずはクレンジングできちんとメイクを落としてから、洗顔をしましょう。
皮脂が多い肌質の方もダブル洗顔が必要です。
クレンジングでメイクを落とし、洗顔料できちんと皮脂汚れを落としてください。
ダブル洗顔が必要なのか、不要なのかを判断するのは、メイクの方法や肌質がポイントになるんです。
メイクを落とすためのクレンジングいろいろ
クレンジングにも種類がたくさんありますよね。
・クレンジングオイル
・クレンジングリキッド
・クレンジングジェル
・クレンジングクリーム
・クレンジングミルク
上の方に書いたものが洗浄力が高くて、下にいくほど洗浄力が低くなります。
当然、洗浄力が高いものほど肌への負担は大きくなります。
クレンジングは、自分のメイクアップに合わせて選ぶことが重要です。
クレンジングを見直すだけでも、肌への負担が軽減できまから「ダブル洗顔をやめたほうがいいかな?」と考えている方は、
まずクレンジングから見直すのもいいですね。
クレンジングについてお話ししましたが、結局、ダブル洗顔は必要なのか、不要なのか?
というところですよね。
これは、人それぞれの肌の状態やメイクの仕方によるというのが結論ですが、敏感肌や乾燥肌の方には、やはりシンプルな洗顔が向いています。
敏感肌や乾燥肌の方に向いている洗顔方法
敏感肌や乾燥肌の方は、当然、肌になるべく負担をかけないことが大切ですよね。
ダブル洗顔はやめて、なるべく1回の洗顔ですませてしまいましょう。
メイクをほとんどしていない方は、洗顔料とおぬるま湯(30℃〜36℃)を使った洗顔のみで大丈夫です。
メイクアップをしている方は、まずはメイクを落としましょう。
そこでおすすめなのが、ポイントメイク専用のリムーバーです。
アイメイクやリップメイクだけ落とし、そのあとは洗顔料を使ってぬるま湯で洗い流します。
また、ベースメークもお湯で落とせるタイプのものを使ってもいいですね。
そうでない場合は、クレンジングミルクを使って洗い流してから洗顔をする。
最近では、お湯で落とせるタイプのメイクアップ商品が増えているので、敏感肌や乾燥肌の方は、ダブル洗顔をしなくても大丈夫な選択肢がありますよ。
一般肌の方は いろいろ試してみましょう
では、一般的な肌質の方は、どうすればいいのでしょうか。
「まずは、試してみる」これに限ります。
肌のターンオーバーは、若い方だと約28日と言われているので、1ヶ月間やってみて、自分に合う方法を見つけてみましょう。
とは言っても、一体何から始めてみればいいのか迷ってしまいますよね。
方法を3つご紹介します。
方法1
クレンジングをその日のメイクによって、変えてみる。
・ナチュラルメイクの時はクレンジングミルク。
・日焼け止めや、ばっちりベースメイクをしている時は、クレンジングオイル。
クレンジングだけを使い分けて、その後はいつも使っている洗顔料で洗顔します。
洗顔料を変えずにクレンジングだけ変えれば、肌の調子の比較がしやすいです。
方法2
ダブル洗顔不要のクレンジングを使う。
最近は、美容成分配合のオイル系のクレンジングオイルが出ています。
肌に優しく、しっとりとした洗い心地で、ダブル洗顔も不要で時短にもなります。
ウォータープルーフのマスカラや、濃いめのアイメイクをしている場合は、ポイントリムーバーも併用するといいですね。
オイル系でも、まつ毛エクステに対応しているのもありますよ。
方法3
ダブル洗顔不要の洗顔料を使う。
これは、ダブル洗顔不要のクレンジングよりも洗浄力が高めですから、角質ケアもしたい方におすすめです。
さっぱりとした洗い上がりが好きな方は、こちらの方が好みかもしれません。
どの洗顔方法が自分に合っているのかを確かめるには、1ヶ月ほどじっくり試すのがポイントです。
注意したいのは、洗顔以外の基礎化粧品は、なるべくいつも使っているのものを使用するということです。
一度に色々なものを試してしまうと、どれが効果を発揮しているのかわからなくなってしまいます。
できるだけ優しく、お肌をお手入れしてあげるのが美肌への近道です。
愛を持って、自分の肌の変化に気づいてあげてくださいね。
美は、一日にしてならずです。
ダブル洗顔についてでした。いかがでしたでしょうか。
人の肌は、千差万別です。自分にあった洗顔方法を探してみてくださいね。