インスタ映えするカラフルな食品や飲み物が注目されていますが、最近話題となっているものが、鮮やかな青い色で印象的なバタフライピーです。
バタフライピーとは、タイで有名な青い花のハーブです。
2017年に日本で注目され始めたものなので、まだ知らないという方も多いかもしれませんね。
ということで、今回は、バタフライピーについてご紹介します。
バタフライピーとは
バタフライピーは、主にハーブティーとして利用されますが、シャンプーや石鹸、化粧水、布の染料、白髪染めなど、いろいろな使用法があります。
バタフライピーの鮮やかな青色の正体は、抗酸化作用があるアントシアニンです。
アントシアニンは、赤ワインやブルーベリーに含まれている成分です。
バタフライピーには、ブルーベリーより多くのアントシアニンが含まれています。
このアントシアニンは、内臓脂肪の蓄積を抑制する作用があります。
マウスにアントシアニンを混ぜた高脂肪の餌を与えると、血糖値の上昇が抑えられる、内臓脂肪や血液中の脂肪の蓄積が抑えられる、脂肪の合成が低下する、という結果が出ているそうです。
また、動脈硬化や血圧の上昇を抑制する効果も得られたようです。
この研究結果から、アントシアニンは、メタボリックシンドロームの原因に作用する効果的な成分として、世界中から注目されています。
このほかにも、バタフライピーを飲むとアンチエイジング効果や美肌効果を得ることができます。
バタフライピーの飲み方
バタフライピーの1日の摂取量は決まっていません。水分補給のときに、水代わりに飲んでも構いません。
バタフライピーは味がないので、はちみつを入れたり、レモンを入れると飲みやすくなります。
お茶としてだけではなく、ゼリーやロールケーキなどのお菓子に使うこともできますよ。
バタフライピーは、ノンカフェインなので妊婦さんにも良さそうですが、実は、妊婦さんは飲んではいけません。
バタフライピーには、子宮収縮作用や血小板凝固作用があるので、妊婦さん、生理中の方、そして出血している方は飲むのを控えましょう。
いろいろ利用できて楽しいバタフライピー!
バタフライピーのお茶にレモン汁を入れると酸性になるので、紫色に変化してキレイです。
色の変化も楽しめるなんて楽しいですよね。
インスタ映えするだけではなく、ダイエット&美容にもいいバタフライピー。
バタフライピーの出がらしは、ネットに入れてお風呂に浮かべると入浴剤としても使えます。
また、スキンケアアイテムとしても使えるので、手作りの化粧水を作ってみたいという方は、ぜひお試しください。