「運動しても痩せない」と、ダイエットのモチベーションが下がってしまいますよね。
運動しても痩せない場合、もしかすると間違った方法で運動しているのかもしれません。
今回は、運動の効果をより発揮してくれる時間帯や頻度、運動の長さについてお話しします。
また、子育てをしながらとなると、なかなか運動のための時間がとれないという方も多いのではないでしょうか。
なるべく効率よくダイエットするために、子育てしながらでも続けられる運動メニューもご紹介します。
運動しても痩せない! いつ運動するのがいいの?
運動しても痩せないという方は、なにが原因なのでしょうか。
運動に適した時間帯についてみていきましょう。
◆午前中に運動する場合
午前中に運動するなら、昼食前の軽くお腹が空く時間がオススメです。
ある程度、体が通常運転になってきた午前中に運動することで、交感神経が活発になります。
午前中に交感神経を活発にさせておくことで、その日、一日中交感神経の働きを高まった状態にしておくことができるんです。
運動しても痩せないという場合、交感神経があまり活発になっていないのかもしれません。
交感神経を活発にすることで、基礎代謝が上がりやすくなり、痩せやすい体になっていきますよ。
◆午後に運動する場合
午後は基本的に交感神経の働きが活発なので、筋肉を作ってくれるホルモンの減少を食い止めやすく、運動に向いている時間帯です。
特に夜にシャワーを浴びた後は、ストレッチなどの筋肉をほぐすための運動がオススメです。
運動に適していない時間帯は?
朝起きてすぐは、体がびっくりしてしまって負担になります。
逆に、深夜は体が寝ようとしているのに、運動をすることで眠れなくなってしまいがちです。
子どもたちが寝ている深夜しか時間がとれないからと、寝不足になって体調を崩しては本末転倒です。 また、食べてすぐの満腹時は、消化のために臓器が大量に血液を必要としているので、運動をすると臓器に負担がかかります。
だからといって、お腹が空きすぎているときもNG!
血糖値が低下していてクラクラしたり、不整脈の原因になったりもします。 運動に効果的な時間を理解して、運動しても痩せないという悩みを解決しましょう!
運動しても痩せないのは 運動時間と頻度が原因?
◆運動の時間(長さ)はどのくらいがベスト?
ダイエットには、体中に酸素を行き渡らせ効率よく脂肪を燃やす「有酸素運動」がオススメですが、この有酸素運動を何分続ければ効果が得られるのでしょうか。
一般的には「20分以上続けないと効果がない」といわれてきました。
これは、運動を始めるとまず体の中の糖が使われ、その後に脂肪が燃焼されていくからです。
でも、最近の研究では、「5分でも効果があり、1度に20分以上運動しなくても合計20分運動すればOK」といわれています。
子育て中は、なかなかまとまった時間がとれないですよね。
スキマ時間に運動することも効果が期待できるので、運動しても痩せないからと諦めず、コツコツ続けることが大切です。
ちなみに「有酸素運動」は、最大心拍数の60~70%の心拍数のときに効果が大きくなります。
運動は、ラクすぎても激しすぎてもダメということです。
「最大心拍数=220-年齢」なので、この数字の 60~70%になるように、意識してみてください。
◆運動の頻度はどのくらいがベスト?
有酸素運動は、どのくらいの頻度ですれば良いのでしょうか?
運動すると、当然ですが筋肉を使います。
筋肉が疲労から完全に回復するには、48~72時間かかるといわれています。
そのため、1~2日おきに運動するのがベストです。
筋肉に疲労が残った状態や、筋肉痛のときに無理をしても運動効率は悪いです。
さらには怪我や筋肉を痛めることに繋がりますので、無理はしないようにしましょう。
また、毎日有酸素運動を続けると体が慣れて、脂肪燃焼の効果も下がってしまいます。
運動しても痩せないという方は、運動頻度も意識してみましょう!
運動の仕方に問題はありませんか?
運動しても痩せない場合、運動の仕方に問題あるのかもしれません。
息切れするような激しい運動の方がカロリーを消費するような気がして、ダイエットに効果的だと思っていませんか?
ハアハアと呼吸が速くなる運動は、実はダイエットに不向きです。
これは酸素が不足して、脂肪の燃焼効率が下がってしまうからです。
子育てしながらできる運動メニューで「運動しても痩せない」を克服!
子育て中は「運動しても痩せない」というより、「運動するための時間がない」という方も多いのではないでしょうか。
ウォーキングやランニングをしたくても1人で外出するのは難しかったり、子どもが一緒にやりたがって運動にならなかったり…
そこで、子育て中でも気軽にできる運動をご紹介します。
・子供と一緒にフラフープ
・公園で鬼ごっこ
・子ども番組を見ながら一緒にダンス
・縄跳び
・ベビーカーでお散歩
子どもの年齢にもよりますが、一緒にできるものなら楽しみながら運動できますよね。
ウォーキングやランニングだけが有酸素運動ではありません。
今回紹介したものでも、脂肪を燃焼して運動しても痩せない体を改善してくれます。
オススメは、家の中でもスポーツウエアなどの動きやすい格好を常にしておくこと。
そうすることで、スキマ時間にすぐ運動ができますし、ダイエットのモチベーションも保てますよ。
ダンスなど子どもが好きなことなら「もう1回!」とせがまれて、自然に「運動しても痩せない」とは無縁になれるかもしれませんね。
いかがでしたか。
運動は、ただガムシャラにやるのではなく、楽しみながら効率の良い運動を心がけることが大切です。
この記事を参考にしていただいて「運動しても痩せない」悩みを解決していただけたら嬉しいです。