顔の産毛が気になりはじめた、お年頃のあなた。
「これ、何とかしたい」って悩みますよね。
顔の産毛は、顔の印象を暗くしたり、汚れて見せてしまうこともあります。
産毛は、そのままにはしておかず、まずは、自分で処理することを覚えましょう。
顔の産毛処理には、いろいろな方法がありますが、
基本はやはり、カミソリを使って剃ることです。
これをマスターすれば、あなたも大人の女性の仲間入りですよ。
でも、初めての顔剃りって、怖いし、どうすればいいか分かりませんよね。
そこで今回は、顔の部位ごとの産毛の処理方法や注意点についてご紹介します。
まずは、顔の産毛を剃るメリットと道具についてです。
顔の産毛を剃るメリット
顔の産毛を剃ることで、いろいろなメリットが生まれます。
①顔の印象が明るくなる
②お化粧のノリが良くなる
③古い角質が取り除かれて美肌になる
※③は電気シェーバーにはない大きなメリットです。
ただし、あくまでも優しく剃るのが基本です。
④ニキビができにくくなる など
どれも若い女性にとっては、うれしいメリットですね。
やってみて、損はなさそうです。
産毛を剃るための道具
顔の産毛を剃る前に、まずは道具を揃えます。
顔の産毛をキレイに、しかも安全に剃るためには次の道具が必要です。
一つずつ見ていきましょう。
・I字型のカミソリ
T字型カミソリの方が使いやすそうに見えますが、マユのまわりを剃るときなど、
手が目の前にきて見にくくなるので、顔剃りには使い勝手がよくありません。
また、I字型のカミソリの方が、細かなところまで剃れるので剃り残しが少なくて、
慣れてくるとT字型よりも使いやすいです。
「初めてだから少し怖い」という方は、セフティーガード付きのI字型カミソリ
がいいかもしれません。
※ 何回も使って切れ味が悪くなったカミソリは、肌を痛める原因になります。
剃り残しや肌への引っかかりを感じたら、すぐに新しいものに換えましょう。
また、カミソリは、湿気で雑菌が繁殖しやすい、お風呂場などでの保管はやめましょう。
・シェービングクリームまたはシェービングジェル
シェービング剤には、泡・クリーム・ジェルの3タイプあります。
顔の産毛の場合は、泡だれが気にならないクリームかジェルタイプが良いです。
初心者の方には、透明で肌が隠れずに良く見えるジェルタイプをおすすめします。
※ 顔にも使えるシェービング剤かをよく確認して選びましょう。
普通の石鹸やボディーソープでもカミソリの滑りはよくなりますが、
専用のシェービング剤のように、肌を保護したり、産毛を柔らかくしてくれる成分は
含まれていません。
女性用のシェービング剤には、保湿成分や美肌成分まで含まれているものもあるので
安心して産毛の処理ができます。
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うるおい成分で、剃った後もヒリヒリしないのが人気です。
・化粧水、乳液(保湿クリーム)
産毛を剃った後の肌を保湿して整えます。
・タオル、ラップ
肌と産毛を柔らかくするための蒸しタオルとして使います。
顔の産毛の剃り方の基本
顔の産毛を剃るときは、まず、ヘアバンドやカチューシャなどで、
顔に髪の毛がかからないようにします。タオルでヘアターバンにしてもいいですね。
そして、産毛を剃りやすくするために、メイクをしっかりと落とし、
蒸しタオルを顔全体にあて、7~8秒くらい温めます。
蒸しタオルは、タオルを水で濡らしてよくしぼり、
それをラップで包んでレンジでチンすれば、簡単に用意できます。
チンできたら、腕の内側などに当ててみて、
熱くないかを確認してから顔に使いましょう。
そして、いよいよカミソリを使います。
カミソリは、えんぴつを持つ感じで持ちます。
カミソリの刃をなるべく寝かせて(肌と刃が平行に近いくらい)、肌に優しく当てます。
肌に対してカミソリの刃が垂直に近いと、肌を傷つけてしまう場合があるので注意しましょう。
また、できるだけ肌へのダメージを避けるため、カミソリは、同じ場所には、
何回も当てないように気をつけましょう。
剃り残しがでるようでしたら、産毛の生えている方向とは逆の方向から優しく剃ります。
顔の産毛の部位別の剃り方
おでこの剃り方
おでこの産毛といっても、あまり気にならない方も多いと思いますが、
実は、おでこって人に与える印象がとても強い場所なんです。
ちょっと大げさかもしれませんが、産毛を剃るだけで、
洗練されたイメージに変身してしまうほどのパワーポイントでもあります。
それでは、おでこの剃り方をご紹介します。
①前髪が垂れないように、ヘアピンやヘアバンドで固定
②シェービングクリーム(ジェル)をおでこ全体に指で塗り伸ばす
※ 広い部位の塗り伸ばしには、チーク用の柔らかいブラシなどを使うと
均一に伸ばせます。
③前髪の生え際を先に剃り、その後、下に向かってカミソリで剃っていく
※ 前髪の生え際ギリギリからは剃らないで、1cmくらい離して剃り始めると、
自然な印象になります。また、マユにも近づきすぎず、1cmくらい手前までに
しておきましょう。
眉間の剃り方
眉間の産毛を剃らないでいると、人によっては、まゆ毛がつながっているように見えて
とても恥ずかしい印象になってしまいますので、日頃から気を配りましょう。
①シェービングクリーム(ジェル)を塗り伸ばす
②産毛の流れに逆らわずに、上から下へカミソリで剃っていく
※ 剃るときに、目を大きく開くようにすると、眉間の皮膚が張って
剃りやすくなります。
鼻の剃り方
鼻は、おでこや頬のように平らではないので、とても剃りにくい部分です。
より慎重を心がけましょう。
①鼻全体にシェービングクリーム(ジェル)を塗り伸ばす
②産毛の流れに逆らわずに、上から下へカミソリで剃っていく
小鼻も上から下へ
※ うっかり肌を傷つけてしまわないよう、慣れないうちは、普通のカミソリよりも
小さ目のものか、セフティーガード付きのものがおすすめです。
口周り(鼻の下・あご)の剃り方
口周りの産毛は、おでこや頬と違って、少し濃い方も多いようです。
ひげのように見えて気になる方は、週に1回くらいは剃るようにしましょう。
①気になる部分にシェービングクリーム(ジェル)を塗り伸ばす
②産毛の流れに逆らわずに、上から下へカミソリで剃っていく
口角の周りは、内側に向かって剃る
※ 週1回というのは、かなりの頻度なので、肌荒れが心配です。
産毛を処理した後は、化粧水や乳液などでしっかりケアしましょう。
なお、産毛を剃ると、とどんどん濃くなるという話しがありますが、
あれは間違いで、実際は、濃くなることも、増えることもありませんのでご安心ください。
頬の剃り方
頬の産毛は、他と比べると薄くて、あまり気にならないので、剃らない方も多いようですが
剃ってみると、とても明るいイメージになることがあります。
一度やってみては、いかがでしょう。
①頬全体にシェービングクリーム(ジェル)を塗り伸ばす
②産毛の流れに逆らわずに、カミソリで剃っていく
頬のふくらんだ辺りは横に、その他は上から下へ
もみ上げの剃り方
もみ上げは、横顔の印象に大きく影響する部分です。
一般的には、耳の一番下くらいの位置に合わせると、女性らしい雰囲気が出せます。
髪をアップにする場合は、もみ上げを全部剃ってしまうと、さわやか感が出ていいかも
しれません。
①横髪を後ろで束ねる
②もみ上げにクシを通して、まっすぐに整える
③シェービングクリーム(ジェル)を塗り伸ばす
④産毛の流れに逆らわずに、下に向かってカミソリで剃っていく
※ どの辺から剃るか、アイブロウ用のペンシルなどで目じるしをつけるとやりやすいです。
自分で初めて顔の産毛を剃るときの注意点など
初めてカミソリを手に持って顔に当てるときは、とても緊張するものです。
慣れないことですから、いろいろな肌トラブルも心配になります。
そこで、顔の産毛を自分で初めて剃る女性に、注意していただきたいことをご紹介します。
・顔の産毛は、毎日剃らないこと
カミソリで産毛を剃ると、古い角質も除去してくれるので肌がキレイに若返ります。
これは産毛剃りの大きなメリットなのですが、これを毎日行うと、やはり肌にダメージを
与えてしまいます。
剃った後の乳液や保湿クリームなどでのケアはもちろんですが、産毛を剃る頻度にも
気を配りましょう。
あくまでも目安ですが、産毛の処理は、2~3週間に1回程度にしましょう。
ただ、口の周りは産毛が濃ので、週1回でもよいでしょう。
ただし、アフターケアは十分に行ってください。
・シェービング剤の代わりに洗顔料やボディソープを使わないこと
洗顔料やボディーソープは、肌の汚れを落とすためのものです。
確かにカミソリの滑りは良くなりますが、肌の表面の必要な皮脂まで落としてしまうため
よくありません。使うのはやめましょう。
また、乳液やクリームを代用する方もいるようですが、大切な顔のことなので、
できれば専用のシェービングクリームやシェービングジェルを使いましょう。
専用のものは、剃りやすいように産毛を柔らかくしたり
肌を保護してくれる成分も配合されているのでオススメです。
・お風呂場では剃らないこと
お風呂場なら、顔もすぐに洗えるし、水も気にせずに流せますから、
ついそこで、やりたくなりますよね。
ところが、お風呂場には湿気があります。
そこにカミソリを保管しておくと、雑菌が繁殖してしまいます。
逆にそのカミソリが、ニキビや肌荒れの原因になってしまうので要注意です。
また、お風呂場は、十分な明るさが確保できないため、剃り残しやケガのもとにもなります。
・生理中や妊娠中は剃らないこと
生理中や妊娠中は、いつもより肌が敏感になっているため、
肌のトラブルがおきやすい状態です。
カミソリの使用は、なるべく避けましょう。
もちろん、すでに肌が荒れていたり、ニキビなどがあるときは、絶対にストップです。
・空剃りは絶対にしないこと
顔の皮膚は、とても薄くてデリケートです。
何もつけないで産毛を剃るのは、絶対にやめましょう。
専用のシェービングクリームやジェルをきちんと塗ってから剃ってください。
また、カミソリは、剃り残しが少なくて、キレイには剃れますが、
電気シェーバーよりも摩擦が大きいのが、デメリットの一つでもあります。
カミソリは、肌に優しくあてるのが基本です。
繰り返しになりますが、カミソリでの顔の産毛処理は、剃った後のケアがとても大切です。
化粧水や乳液、保湿クリームなどで、万全なアフターケアを心がけましょう。
顔の産毛を、自分で初めて剃る女性のための、基本的なハウツーのご紹介でした。
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