「ウーロン茶はダイエットにいい」というイメージがありますが、
ただウーロン茶を飲めば痩せるというわけではありません。
ウーロン茶の健康＆ダイエット効果を高めるためには、どのように飲めばいいのでしょうか。
今回は、ウーロン茶に含まれる栄養成分や、ウーロン茶の効果を最大限に引き出す飲み方
についてご紹介します。
ウーロン茶の栄養成分＆ダイエット効果
ウーロン茶とは、中国茶のうち青茶に分類され、茶葉の発酵途中で加熱することで
発酵を止めたお茶のことをいいます。
ちなみに、緑茶・紅茶・ウーロン茶は、すべて同じツバキ科の茶の葉から作られます。
緑茶は、不発酵。紅茶は、完全発酵。ウーロン茶は、半発酵。
それぞれ発酵の度合いが違うので、味や栄養成分が異なってきます。
ウーロン茶には、いろいろな栄養成分が含まれていますが、注目すべき成分が、
ウーロン茶重合ポリフェノール、カフェイン、テアニン、サポニンです。
それぞれの成分について見ていきましょう。
ウーロン茶重合ポリフェノールは、半発酵のウーロン茶にだけ含まれる特別な成分です。
ウーロン茶重合ポリフェノールには、食後に血液中の中性脂肪が上昇するのを防ぐ効果があります。
カフェインは、交感神経を活発にさせて、脂肪燃焼を助けます。
テアニンは、アミノ酸の一種で、ダイエットにつきもののストレスを緩和する効果があります。
カフェインは、神経を興奮させる効果があるのですが、テアニンの作用のおかげで、
カフェインの興奮作用が抑えられるんです。
サポニンは、抗酸化作用がある成分で、油を分解したり、血液中のコレステロール値を低下
させたり、脂質の生成を抑える効果があります。
このようにウーロン茶には、ダイエットに効果的な成分がたくさん含まれているのです。
ウーロン茶の飲み方
ウーロン茶は、飲み方にポイントがあります。
先ずは、飲むタイミングです。
ウーロン茶を飲むタイミングは、運動する前や食事中と食後です。
運動する前にウーロン茶を飲むことで、消費カロリーや脂肪燃焼率が上がって、
より効率的に脂肪を燃やすことができます。
運動は、ハードなものよりもウォーキングやヨガなどの有酸素運動がオススメです。
そして、ウーロン茶を食事中や食後に飲む理由は、ウーロン茶が脂肪の吸収を防いで
くれるのは、胃や腸に食べ物がある時だけだからです。
ウーロン茶を飲む量は、1日にカップ3～4杯くらいです。
だいたい1ℓを目安に飲んでくださいね。
また、ウーロン茶を飲むときにはアイスではなくホットで飲みましょう。
アイスで飲むと、ウーロン茶の代謝を向上させる働きを妨げてしまうためです。
ウーロン茶の飲み方を変えるだけで、みるみるうちに痩せ体質になっていきます。
でも、何でもそうですが、飲みすぎは禁物ですよ。
ウーロン茶を日常的に飲んで、健康的な体になりましょう！