ビーツという野菜をご存知ですか?
ビーツは、ロシア料理のボルシチに使われていることで知られている野菜です。
実はこのビーツ、栄養が非常に豊富でダイエット効果に優れているんです。
ということで今回は、ビーツの栄養成分&健康・ダイエット効果についてご紹介します。
うれしいビーツの健康成分
ビーツは、テーブルビートともよばれる地中海原産の野菜です。
肥大した赤い根っこが特徴的で、見た目は、赤かぶのようです。
日本ではあまり浸透していませんが、ヨーロッパでは古くから使われており「奇跡の野菜」とよばれています。
ビーツに含まれている成分は、一酸化窒素、ベタレイン、カリウム、オリゴ糖、食物繊維などです。
これらの成分について簡単に見ていきましょう。
一酸化窒素は、加齢によって不足しがちな一酸化窒素を効率よく補うことができます。
血管をしなやかに保つことで、脳卒中や心筋梗塞を予防することができます。
一酸化窒素を摂取して血管が拡張し、血液の流れがスムーズになると体温が上昇し、自然と代謝がアップして消費カロリーを増やすことができます。
ベタレインは、抗酸化作用がある成分で、ビーツの赤い色素のもとになっています。
ベタレインは、体内の錆びを改善することができます。
これにより老化防止、生活習慣病予防効果を得ることができます。
カリウムは、体内の余分な水分を体外に排出してくれるので、むくみを予防・解消することができます。
オリゴ糖と食物繊維は、腸内の善玉菌を増やして、腸内環境を改善することができます。
このようにビーツには、ダイエットや健康にいい成分がたくさん含まれているのです。
ビーツを食べて痩せるには
ビーツを使ってダイエットをしたい方は、ビーツを毎日食べましょう。
と言っても、なかなか馴染みのない野菜を食べ続けることは難しいですよね。
そこでオススメなのが、ビーツの缶詰を利用することです。
ビーツの缶詰は、日本のスーパーではほとんど取扱いがないので、ネットストアを利用しましょう。
ビーツはジュースにしたり、サラダやスープにして食べることができます。
いろんな方法で食べることができるので、慣れてくれば毎日食べるのも苦ではありません。
食べる前に知っておきたいこと
ビーツの1日の摂取量は決まっていませんが、ビーツには、オリゴ糖や食物繊維が含まれているので、たくさん食べるとお腹が緩くなる場合があります。
体調を見ながら食べるようにしてくださいね。
それともう一つ、ビーツを食べると尿が赤くなることがあります。でもご心配なく。
これは「ビーツ尿」といわれ、病気ではなくて、ビーツの色素によるものですので、安心してお召し上がりください。