「酵素ドリンク」というと、健康にもダイエットにも良さそうなので、ちょっと飲んでみたいなって思いませんか。
私もそうでした。
でも、いろいろな酵素ドリンクがあって、どれがいいのか分からないし、酵素を摂っても、「効果なし」とか「意味がない」という噂も耳にするし、迷っていました。
最終的には、納得のいく酵素ドリンクを手にすることができましたが、購入を決めるまでには、酵素についていろいろと調べました。
そこで、酵素ドリンク選びに悩まれている方に、少しでもお役に立てればと思い、私が酵素を選ぶために調べたことや購入のポイントなどをご紹介させていただきます。
酵素ドリンクには酵素は入ってない! だから「効果なし」?
実は酵素ドリンクには、酵素はほとんど入っていません。
「えっ!」っと思うかもしれませんが本当なんです。
確かに製造中には酵素が発生しているんですが、最終的な出荷前の段階でなくなってしまいます。
なぜでしょう?
それは、食品衛生法で出荷前の加熱殺菌が義務付けられているからです。
この法律では、65℃以上で10分程度の加熱処理が求められています。
これでは熱に弱い酵素は、ひとたまりもありません。
酵素ドリンクと聞くと、生きた酵素がたくさん入っていて、それを飲むと体の中でそのまま酵素として働くというイメージを持ちますが、実はそうではないんです。
仮に加熱処理前の酵素ドリンクを飲んだとしても、その酵素は、普通の食べ物と同じよに消化・分解されてしまうため、そのまま体内で酵素として働くわけではありません。
これが酵素ドリンクは、「効果なし」「意味がない」という口コミがある理由ではないかと思います。
酵素ドリンクを飲む本当の意味
酵素はほとんど入っていない酵素ドリンクですが、生きた酵母菌や野菜などから抽出された五大栄養素やアミノ酸などは豊富に含まれています。
中でも生きた酵母菌は、酵素ドリンクに含まれる栄養素を材料として、体の中で新たに酵素を作り出してくれます。
これが酵素ドリンクを飲む意味です。
酵素ドリンクが、健康維持とダイエットに、効果を発揮してくれるわけです。
酵素自体は「効果なし」という口コミがあるにしても、この生きた酵母菌の力は無視できないのではないでしょうか。
酵素ドリンクに頼らないで、生野菜や発酵食品などからでも、酵素を増やすための栄養素を摂ることはできますが、この方法ですと毎日かなりの量を食べ続けなくてはなりません。
これは、なかなか大変なことです。
そこで活躍するのが酵素ドリンクなんです。
酵母菌は体内で大活躍!
酵素ドリンクに含まれる生きた酵母菌は、人間の体内で大活躍してくれます。
その主な役割をあげてみましょう。
・腸内でも発酵を続けて、酵素を作り出してくれる
・摂り過ぎた糖質を分解してくれる
・腸内の「善玉菌」を増やして、腸内環境を改善してくれる
・酵母の持つ「βグルカン」で、体の免疫力を高めてくれる などなど
酵素ドリンクに含まれる「酵母菌」は、生きているということが、効果を得るためにはとても大切です。
酵素は熱に弱いのですが、酵母菌は熱にも強い種類があります。
ですから、加熱に強い、耐熱性の酵母菌を使った酵素ドリンクを選ぶようにしましょう。